【ニッポンの海と文化 第1話】広島県 広島湾・宮島~豊かな海藻の森に、神の島。すぐに帰りたくなる海~

この記事は、当サイトとメディア連携している、海とダイビングの総合メディア『ocean+α(オーシャナ)』の転載記事です。

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オーシャナ代表であり、オーシャンコミュニティデザイナーとしても活躍する河本雄太と、水中写真家・鍵井靖章さん、中村卓哉さん、オーシャナカメラマンの坪根雄大が日本各地の海を旅して「日本の海の本当の魅力と価値、そして海から生み出された文化の素晴らしさを紹介していく」という企画「ニッポンの海と文化」。私たちの旅は、いよいよ広島県から始まる。今回のメインフォトグラファーは鍵井靖章さん。どんな海が、文化が、そして人々との出会いが待っているのだろうか。

「ニッポンの海と文化」の旅は、世界で一番平和を願う広島から始まる

広島市内には6本の川がある。原爆ドームのある平和記念公園の脇にも川が流れている(撮影:鍵井靖章)

2022年9月に第0話としてスタートしたオーシャナの新企画「ニッポンの海と文化」。そして今回の第1話を皮切りに日本各地の海と文化を取材していくが、最初の旅先に河本が選んだのは、日本で最も大きな内海、瀬戸内海に面した広島県。広島県といえば、原爆ドーム、嚴島神社という2つの世界遺産を有し、多くの観光客が訪れる場所だ。しかしダイビングエリアとしては、広島周辺のダイバー以外には実はあまり知られていない。

ロシアのウクライナ侵攻で、戦争というものが目の前にある現実として突き付けられた2022年春。そんな世界情勢も鑑みたオーシャナ・河本は、5歳になる娘・陽海(以下、ひみちゃん)を広島へ連れていくことを決意。まだ幼い娘と、広島の地を共に旅することで、平和の大切さを少しでも伝えられればと思ったのだ。河本親子、水中写真家・鍵井靖章さん、オーシャナカメラマン坪根雄大たち取材チームは、第一回目のロケ地・広島へと旅立った。

ダイビングの目的地は、ブルーカーボンで注目の海藻豊かで穏やかな海、広島湾

ベタ凪の広島湾では、エントリーやエキジットも楽にできる(撮影:鍵井靖章)

 

海藻が繁茂する「小黒神島」(撮影:鍵井靖章)

河本や坪根はもちろん、日本各地を撮影している鍵井さんすらも「広島の海」は今回初ダイブ。正直、どんな海なのか、具体的なイメージはあまりない状態で取材へ向かった一行。広島に到着し、まずはダイビング取材へ。広島市内にあるダイビングショップ「L・M・マリン」の案内で、ボートダイビングへと出発。ボートはダイビングポイントのある小黒神島(こぐろかみしま)へ向かう。

春の広島湾は、穏やかなベタ凪だ。「台風が来ても、潜れないことはめったにないんですよ」とスタッフのサクラさん。エントリーしてみると、そこには何とも見事な海藻の森が。アカモク、ホンダワラ、ワカメの群生、浅瀬にはアマモ場が広がる。ちょうど2月頃から海藻が多くなる時期とのことで、最初の取材の4月上旬は海藻の最盛期だった。

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